千古の家

江戸時代初期に建てられた県内最古の民家

江戸時代初期に建てられた福井県内最古の茅葺民家と言われ、国指定重要文化財に指定されています。

家の主である坪川家は平安後期、院の警護にあたった北面の武士坪川但馬貞純の子孫と伝えられています。

建物の正面は入母屋造り、背面は寄棟造りの茅葺屋根で、杉皮張りの壁と障子の白が印象的な建物で主な柱には栗材が使われています。

上屋を支える股柱が3本あり、柱や梁には「ちょうな」や「やりがんな」といった丸刃の手斧で仕上げられた跡がそのまま残っています。

当時の地方豪族の生活様式を知ることができる貴重な建物で優美さと迫力がある特徴的な屋根(破風)は、全国でここだけのものと言われています。

また6月中頃には、隣接する菖蒲園できれいな菖蒲の花が咲き誇り、秋になると、国登録記念物の庭園が色鮮やかな景色を見せてくれるなど、四季折々の風情ある姿を見せてくれます。

さらに施設内の御休み処では地元丸岡産そば粉を使った十割そばも人気です。

場所
〒910-0205 福井県坂井市丸岡町上竹田30-11

連絡先
0776-67-2111

時間
9:00〜17:00

定休日
水曜日、冬季間は積雪のため休館することがあります。

HP : https://senkonoie.info/

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