EIGHT RIBBON

チロルリボンの魅力を発信する「EIGHT RIBBON」

越前織って知ってますか?

越前織は織ネーム(織マーク)とも言われていて、多くの人がイメージするのは洋服のタグじゃないでしょうか。

洋服のタグは製品の情報を表示するだけでなく多彩なデザインで洋服の魅力をさらに引き上げていますよね!

日本では1911年ごろに神戸で織機がつくられ、1915年ごろから丸岡町でも織ネーム製造が始まったようです。

丸岡町は織ネームの一大産地で、かつて600軒以上の織りネームやリボンの工場があり繊維産業が盛んでした。なんと日本の7割の織ネームを製造していたそうです!

前身である「丸岡エイトリボン協業組合」は1961年に8社のリボン工場が共同出資する形で設立されましたが、2015年に倒産。地域の繊維産業は危機に直面しました。

それでも地域に根差した伝統の織物技術を絶やしてはいけないと、現在の経営陣が事業継承に名乗りを上げ、新たに「EIGHT RIBBON」としてスタートしました。

工場内では、旧式のジャカードシャトル織機がカシャン、カシャンと心地よい音を響かせて動く。

事前予約制の工場見学ツアーは大人気で、染め屋から戻ってきた糸をボビンに巻き直す「糸繰り」、数千本の縦糸を整える「整経」、そして「紋紙」というパンチカードのような設計図をもとにジャカード織機で美しい柄を織り上げていくといった一連の作業を間近でじっくり観察できますよ!

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