瀧谷寺(たきだんじ)

南北朝末期の1375年に創建された坂井市三国町最古のお寺。 かつては朝倉氏や柴田勝家、福井藩主の松平家、丸岡藩主の有馬家など大名の祈願所として篤い帰依と保護を受けていたらしい。

瀧谷寺は三国駅から少し歩き、踏切を渡ってすぐにひっそりとある。

拝観の受付をして表参道に進むと山道の両側に木々がまさにうっそうといった感じに光を遮る。古刹らしい雰囲気に背筋が伸びる。

それなりに長い参道を上る先には鐘楼(しょうろう)を兼ねた立派な山門が待ち構え、たくさんの千社札が貼られている。国指定の重要文化財で柴田勝家の寄進とのこと。

瀧谷寺(たきだんじ)

山門をくぐるった境内には本堂と庭園がある。

本堂前の石庭は素晴らしく、ずっと見ていられる。

国指定の重要文化財である本堂は寄棟造りで江戸時代中期の建造物だそう。中央の瑠璃殿の本尊薬師如来をはじめ、いろいろな仏像が展示されている。

本堂の裏にある庭園をあぐらかきながらぼーっと眺める時間が贅沢だと、ふと思いつつ後ろ髪引かれながら下山した。

住所福井県坂井市三国町滝谷1-7-15
電話番号0776-82-0216
営業時間8~17時(11~2月は16時30分まで)
定休日無休
料金大人500円・中高生300円・小人200円
アクセスえちぜん鉄道三国駅から徒歩10分/北陸自動車道金津ICから車で25分
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