坂井市を知る
– Outline
坂井市は、福井県の北部に位置する人口約88,000人のまち。2006年に三国・丸岡・春江・坂井の4町の合併によって誕生しました。東京からは北陸新幹線と在来線で約3時間、大阪からは特急サンダーバードと北陸新幹線で約2時間で到着します。
東西に長い坂井市は、商業施設や飲食店がコンパクトにまとまっている市街地と、山、海、川などの豊かな自然が近くにあり、すべての世代の方にとって暮らしやすい地域です。県庁所在地の福井市に隣接しているため、福井市内への通勤・通学がしやすいのも魅力です。
地理的な特徴と積雪
– Geographic features and snow cover
日本海側気候に属し多雨多湿で、冬には雪が多いのが特徴です。夏の終わりから秋頃はフェーン現象により、気温が上昇する年もあります。
また冬期は日照時間も少なく、積雪も多い傾向ですが、普段から除雪や融雪装置など雪に対する備えがあるため、生活に支障が出るケースは少ないです。
最近の傾向では12月初めから初雪を観測し、2月までの間に30cm以上の2,3回積雪することがあります。

アクセス
– Access
日本海に面し、北陸地方の最西端にある福井県。福井県北部に位置する坂井市は、北陸新幹線の停車駅である福井駅と芦原温泉駅の間に位置し、両駅からのアクセスが良好です。また、小松空港から車で1時間以内で来ることができ、飛行機でのアクセスも便利です。
市の中心部には、ハピラインふくい、えちぜん鉄道の駅があり、丸岡城近くにある「丸岡バスターミナル」は、丸岡エリアの移動拠点になっています。また、市の東部には北陸自動車道「丸岡IC」(ETC専用)があり、県外へのお出かけも快適です。

温泉
– Onsen
坂井市内には、自然の風景と共に楽しめる温泉が三国エリアと丸岡エリア、竹田エリアにあります。日帰り温泉施設は、三国サンセットビーチにあり雄大な日本海を臨む「三国温泉ゆあぽ〜と」、柔らかな泉質が自慢の天然温泉「霞の里温泉」、里山に囲まれ四季の風景を楽しめる「丸岡温泉たけくらべ」の3箇所。
また、隣接するあわら市には福井県が誇る一大温泉地「あわら温泉」があり、温泉好きにはたまらないエリアです。坂井市街地は温泉へのアクセスがよく、気軽に温泉を楽しめる環境です。身も心も癒し、健やかな毎日を過ごしましょう。
産業構造
– industrial structure

坂井市では、農業・水産業・畜産業などの一次産業のほか、繊維産業や化学製品などの工業が盛んです。主要産業である繊維産業では、ポリエステルなどの合成繊維物が全国40%のシェアを誇り、一大産地となっています。地場産業では、織物の技術を活用した「越前織」が生産されており、越前織による織マークは国内シェアの80%を占めています。
また、坂井市西部に位置するテクノポート福井(福井臨海工業地帯)には、化学品や金属製品の工場が多数進出しているほか、近年ではアウトドア産業にも力を入れています。